2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧
Amazon CAPTCHA ミヒャエル・ゾーヴァの絵にひかれて手にしたのだけれど、思いのほかお話も楽しくて、何度も読み直している作品です。 お天気は人々が出された食事を残すか、きれいに食べ切るかで決まっているという設定の物語。 そんなお天気とご飯の因果関…
編集や執筆の仕事をしていると、パソコンの前でずっと調べ物をしたり、原稿を書いたり、資料を読んだりしている時間が多くなるので日々、運動不足を感じます。という訳で、今日は自宅から徒歩30分くらいのところにある亡き祖父母の家のあった街まで歩いて…
木曜日の夜に勃発したトラブルが原因でバタバタしていたので、郵便物を開いたりする時間がなかったのですが、インターネットで注文していた本が届いていました。 なので、数日前のお買い上げ本ということになりますね。 ⚫「草獅子 vol1」双子のライオン堂 …
Amazon CAPTCHA 54年ぶりに11月の東京に雪が降る、というニュースを聞き、読み返しました。 人が積もった雪で作ったた“人工的”な雪だるまではなく、“野生”の雪だるまの女の子、雪子ちゃんを主人公にしたお話です。 冒頭に出てくるこの野生の雪だるまという言…
お手伝いしている某女性誌の編集部には、書評ページに取り上げてもらおうといろいろな出版社から大量の本が送られてきます。 残念ながら書評で取り上げられなかった本は、 「ご自由にお持ちください」 というメモ紙の貼られた段ボール箱に入れられ、定期的に…
私とクラフト・エヴィング商會さんとのちょっとしたご縁について書いた 「クラフト・エヴィング商會のこと」 woman-reading.hatenadiary.jp の続きを書こうと思います。 クラフト・エヴィング商會さんとお仕事をするために、文芸編集者になるぞ!と決意して…
人ときちんと向き合いたいと思えば思うほど、執着ばかりが深まって、私はどこかおかしくなってしまう。 愛情ではなく、憎しみばかりを育ててしまう。 『長い予感』 小川内初枝著より Amazon CAPTCHA 愛情と憎しみは裏返し、なんてことよく言われる言葉だけれ…
ライターの雨宮まみさんが亡くなったのが、数日前。 Twitterのタイムラインが、彼女の死に絶望し、悲嘆にくれる様子を追いかけながら、いままで手にしたことのなかったその著作を買ってみようと思いました。 というわけで、本日のお買い上げ本です。 ●『女子…
お仕事資料のなかには、もうすでに絶版になっているものもよくあります。 そんなときは古書の検索サイト「日本の古本屋」やAmazonマーケットプレイスなどで大捜索。 今回の本はそんなに古い本ではないので、すぐに見つかりました。 仕事の資料だけではなく、…
終わることが最悪ではない恋もある。 『恋ばっかりもしてられない』佐藤真由美著より Amazon CAPTCHA 別れたくない恋人との恋を終えなければいけなくなったとき、「なんて悲しいんだろう」と人は思い、人生のどん底に突き落とされたような気分になるものです…
街の本屋さんが次々となくなる一方で、新たな雑誌も生まれています。 できるだけ、自分の足で本屋さんに行って買い求めるのが心情ですが、生まれたばかりの雑誌は大手書店さんにしか配本されないことも……。 そんなときは、Amazonも有効利用します。 というわ…
大手町界隈の本屋さんを2軒はしごして、買い求めたのはこの3冊。 ●『きみの言い訳は最高の芸術』最果タヒ 河出書房新社 詩人・最果タヒさんのはじめてのエッセイ集。 彼女が訳しているからという理由で本を買ってしまうことがあるくらい好きな翻訳家、岸本佐…
とろりと濃密な恋愛小説が読みたい気分なのに、手元にあるなかにはしっくりとくる本が見つからず、積読の山をひっくり返していたところ、作家・吉田篤弘さんの著作がごそっと出てきました。 吉田篤弘さんは、個人名義で作家活動をなさる前、クラフト・エヴィ…
私がこのブログを立ち上げたのは、9月23日のこと。 1ヵ月半くらい経ちました。 この間、1日のアクセス数は100を越え、読者という方も149人に。 これだけ急激にアクセス数や読者が増えるという経験はないことなので、戸惑っているというのが正直なところです…
Amazon CAPTCHA ずっと自宅暮らしでお料理は母に任せきりだった私が、エプロンに目覚めたのは『暮しの手帖』で編集をすることになった頃です。 なぜなら『暮しの手帖』では、お料理ページの取材のときに編集さんもエプロンをつけて現場に臨むからです。 そし…
今日は、東中野にあります「プリシラブックス」 洋書絵本や古本をお探しなら東京のプリシラブックスへ に行ってきました。 住宅街を歩いていると突如あらわれるこのお店は、雑誌や絵本、洋書から単行本、岡崎京子さんのコミックまで、女性のための古本を専門…
「かわいそうだたあ、惚れたってことよ」って映画の台詞にあったと思う。 『今日もやっぱり処女でした』 夏石鈴子著より抜粋 www.amazon.co.jp 私もかつて、「この人、かわいそうだなあ」と思いながら、ある男性とお付き合いをしていたことがありました。 「…
結婚せずにずーっと働いてると、仕事に生きる女だと思われる。 そんなことないです。食っていくために、働いているだけですよ。 みんな、そうでしょう。 「恋愛嫌い」平安寿子著より抜粋 Amazon CAPTCHA 食べるには、お金が必要。 たまには、おしゃれがした…
お仕事終わりに、東京駅近くOAZOのなかにある丸善でお買い物です。 今日のお買い上げ本は2冊。 ⚫『 世界のへんな肉』白石あづさ 新潮社刊 某編集部に書評用に送られて来ていたものを、パラパラ読んだらおもしろそうだったので、買うことにしました。 アルマ…
かつて、のめり込むように読んでいた作家さん。 今でも新刊が出ればすぐに飛びつくように読んでいる作家さんもいれば、いつのまには読まなくなっていった作家さんもいます。 そして、「最近、新刊出ないな」と思っているうちに、数年が経ち、もう書くのを辞…
自分のことしか愛せない人とつきあうなんて、そこまで頭悪くない。 『千年の祈り』イーユン・リーより抜粋 Amazon CAPTCHA 付き合う男、結婚する男、をめぐって女たちはそれぞれ、理想や譲れないポイントを決めているものです。 なかでも、この「自分のこと…