読書する女

本を読むこと以外、すべてのことを放棄してしまいたいエディター&ライター、Aliceによる本の話、日々のこと。

今日のお買い上げ本。

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大手町界隈の本屋さんを2軒はしごして、買い求めたのはこの3冊。

●『きみの言い訳は最高の芸術』最果タヒ 河出書房新社

詩人・最果タヒさんのはじめてのエッセイ集。

彼女が訳しているからという理由で本を買ってしまうことがあるくらい好きな翻訳家、岸本佐知子さんが帯文で

「友だちの少ないタヒさんと、友だちの少ない私は、きっと友だちになれる」

と書いていて、それなら同じように友だちの少ない私もお友だちになれるんじゃないかしら?

なんてことを考えながら、お買い上げ。

 

●『わたしたちの猫』文月悠光 ナナロク社

こちらも詩人さんの本、でもエッセイではなく詩集です。

先日、文月さんの処女エッセイ『洗礼ダイアリ―」を読んだときに感じた胸の疼きが忘れられなくて、詩集も読んでみることに。

恋にまつわる26篇が収められているということで、恋とか愛とかなもの蒐集家としても見逃せんでした。

 

●『まだまだ知らない夢の本屋ガイド』朝日出版社

ちょっと変わった趣向の本屋さんガイドだと周囲でちょっとした評判になっていたので、買うことにしました。

クラフト・エヴィング商會好きなあなたなら、きっと好きだよ。

本選びについては信頼している女たらしな男性の知り合いの薦めを信じてみることにしたのです。

吉と出るか、凶と出るか。