読書する女

本を読むこと以外、すべてのことを放棄してしまいたいエディター&ライター、Aliceによる本の話、日々のこと。

楽しいふりは、もうやめた。

まだまだ若くて、いろんなことが子どもだったころ
毎日が楽しくないといけないと思っていたし、
楽しくしていないと、ダサいような気がして
一生懸命、楽しい毎日を送っている人のふり、をしていました。

混乱と混沌にどっぷりとはまり込んでいるような
日々を経て、いまの私は、たぶん、毎日が楽しいのだと思います。

楽しくしなきゃいけないとも、
楽しくなくちゃ、ダサい、
なんてことも考えないし、
楽しい生活を送っている人のふりも、まったくしていないけれど
楽しいのだと思います。

相変わらず、朝、起きるのは苦手で、一度目を覚ましてから
おふとんの中で、うだうだ、としていますが
その“うだうだ”が
「今日も、絶対、楽しい1日になるのだから
早く起きてよ、アタマもカラダも!」
と自分で自分を励ましているような、素敵な時間になっています。

湧きあがる“楽しい”が、きっと本物の“楽しい”で
まだまだ若くて、いろんなことが子どもだったころの“楽しい”は
作りものだったのかもしれません。

そんなことが、分かるようになった、あのころより、ちょっとだけ
大人になった私。
きっと、これからが、もっと楽しい。