読書する女

本を読むこと以外、すべてのことを放棄してしまいたいエディター&ライター、Aliceによる本の話、日々のこと。

2017年6月30日のお買い上げ本。

急に決まった取材の資料を買いに、大慌てで飛び込んだ本屋さん。

「仕事の資料だけ」

「荷物が多いから、資料以外に自分用の本なんて買ったら、重くて仕方がないよ」

と自分に言い聞かせていたにもかかわらず、買ってしまう私。

でも、これもよくある話です。

 

というわけで、本日のお買い上げ本です。

●『タラブックス インドのちいさな出版社、まっすぐに本をつくる』 玄光社

世界中の本好きを魅了し、奇跡の出版社とも呼ばれる出版社がインドにあったなんて!

インドのイメージも、本作りに対する考えもいろいろひっくり返りそうな、期待感がひしひしと。

かわいい表紙も、印象的でした。

版元である玄光社さんといえば、イラストレーションファイルを出しているところ。

いつもお世話になっている、あの分厚い本を出している出版社さんがこんな本を出しているなんて、とレジに向かいながら版元名を確認し、二重のびっくりなのでした。

 

●『今日の人生』益田ミリ ミシマ社

私の周囲やTwitterで評判がよくて、ずっと気になっていました。

朝日新聞の「折々のことば」でも取り上げられていて、気になる熱が上がっていて、今度、本屋さんに行ったら買うぞと決めていたのでした。

でも、こんなに荷物を持っている今日じゃなくてもよかったのでは、私……。

 

●『文学効能事典 あなたの悩みに効く小説』 フィルムアート社

「腰が痛いとき

「歯が痛いとき

「恋人と別れたとき

「ホームクのとき

「飛行機がこわいとき

「結婚相手をまちがえたとき

「職をたときなど人生の深刻な危機も心身の不調をもたらす悩みて取り上げているさら「二日酔いのとき

関わるのがこわいとき

「ユーモアがわからないとき

人生のさまざまな悩みに効く文学辞典なんて、わくわくしない人がいるのでしょうか。

ずっと発売を心待ちにしていた1冊です。

楽しみすぎて、仕事の資料を放ったらかしにしそうな予感。