読書する女

本を読むこと以外、すべてのことを放棄してしまいたいエディター&ライター、Aliceによる本の話、日々のこと。

WORD002 男という生物は、生涯で幾度……。

「君以外の女は僕の興味をひかない」と彼は言った。

『恋しくて』村上春樹編・訳より

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男という生き物が、この手の嘘を人生で何度くらいつくものなのか、ぜひ誰か調査していただき、平均値を出してもらいたいものです。

ただ、本当に自分以外の女に興味を持たない男が、女を幸せにするのかというとそうともないのがまた厄介なところ。

幸せは、ひとつじゃありません。

ちょっぴり不幸くらいなほうが、実は幸せなんてこともあるものです。